こんにちは、手品店長です。
ほとんどの地域で合格発表まで終わっているかと思います。受かった人、落ちた人いらっしゃるでしょう。毎年合格率は50％前後ですから、2人に1人は落ちる計算です。
数多くのパートさんの試験を見てきた元店長の身から、皆さんに伝えたいことをお伝えします。
今年受けなかった人はコチラの記事もご覧ください。
今年初めて受けて、初めて落ちた人
①結果は覆らないので受け止める
まずはこれ。
不合格という結果は揺るぎません。泣こうがわめこうが不合格です。
今年あなたは資格者になれません。すでに1940時間の実務経験があっても、無資格者のまま働くことになります。
落ち込むのは後からいくらでもできます。まずは結果を結果として受け入れて、やり場のないその気持ちを処理しましょう。
怒り、後悔、悲しみ、虚無…様々な感情が飛来しては去っていきます。その気持ち一つ一つを味わい、消化してください。
②点数で虚勢を張らない
毎年のことですが、「あと〇点だった～！！」というパートさんがいます。
あと1点であれ2点であれ、合格は合格で不合格は不合格です。
84点で合格した人と83点で落ちた人、その差は1点ですが、100点よりも大きな差であることはしっかり認識しておきましょう。
去年より上がったとか、あと何点とか、不合格である以上無意味です。何の慰めにもなりませんのでやめましょう。
あと、言われたほうが反応に困ります。「惜しかったね…（半笑い）」となるだけですので、心の中で思うだけにしてください。
③落ちた理由を考える必要は無い
どんなに考えても理由は一つ。ただの勉強不足です。
- Youtubeを見て過ごした時間
- SNSを見続けた時間
- テレビを観た時間
- 昼まで寝た時間
- 飲みに行った時間
どれか一つでも勉強に充てていれば合格したかもしれません。あと1ページ、あと1問やっておけば受かったかもしれませんが、もう取り返しがつきません。
落ちた理由は勉強不足です。考える必要も悩む必要もありません。
④今から来年のことを考えよう
あなたには2つの選択肢があります。
- 今から勉強を始めて来年資格を取る
- 諦める
この2つです。
来年受けるなら今から勉強しましょう。今からなら1日30分で済みます。
来年の春から勉強するなどと甘えていては、次も落ちます。すでに1度落ちていることを忘れずに。資格試験は結果が全てです。
勘違いしてほしくないですが、どちらを選んでも正しい選択です。
再チャレンジするから偉いとか、諦めたら軟弱とかそういう話ではありません。自分で決めるのだから何を選んでも良いということは、重ねて強調しておきたいと思います。
落ちるのが2回目以上の人
あなたには向いていません。諦めましょう。
資格試験の不合格は思ったよりショックです。自分では頑張ったと思っていても、それが足りないことに気づかされるからです。
問題が難化したとか、やってないところが出たとか、いろいろ言いたいことはあるでしょう。しかし同じ問題で合格している人が存在する以上、それは言い訳に過ぎません。
初めて不合格だった時、とてもショックだったと思います。
めげずにまた受けたことはとても素晴らしいことで、それ自体は褒められるべきです。
しかし、あなたは去年と何も変わっていません。生活リズムを整えることも、勉強時間を増やすことも、スマホを遠ざけることもせず、ただ年をとっただけです。
そんな人は少なくとも登録販売者には向いていません。なぜかわかりますか？
常に知識のアップデートが必要で、状況に応じて話し方や出す薬を変えないといけないからです。
毎回同じ接客をすれば良い…そういう気持ちでお店に立つことはできないからです。
受験料で焼肉でも行ったほうが幸せになれるでしょうし、あなたには他に向いていることがあります。
それでも登録販売者になりたいなら…
あなたのスマホから全てのSNSとゲームをアンインストールし、この記事を読み終わった瞬間から過去問に手を付けてください。
そして、今日から試験日まで毎日、1日1回分（120問）こなしてください。
あなたには既に2回分勉強したという実績があります。結果はどうあれ、そこは認めて自分を褒めてあげましょう。つまり貯金があるのです。その点で初学者より圧倒的に有利なのです。
今までと同じことをしても合格できないことは散々味わったでしょう。それでも資格が欲しいなら、違うことをするしかありません。甘えを捨て、自由時間を勉強に捧げてください。
ドラッグストアの店内において、登録販売者の数は5人もいれば多いほうでしょう。
それほどまでに貴重ですが、試験の難易度は驚くほど低いのです。ちゃんと毎日やっていれば、ムチャクチャなことをしなくても合格できます。それが合格率50％という数字です。
受験すると決めた時点で優秀だと書きました。本当にその通りで、結果が不合格でもチャレンジしたことは褒められるべきです。落ちたからと言ってあなたの人間的な魅力が損なわれることはありません。
あなたに足りなかったのは勉強の時間と量です。増やせば合格できるのですから、こんな簡単なことはありません。勉強時間を増やすには…？勉強していない時間を減らすだけです。
結果はどうあれ、チャレンジした心自体は褒められるべきです。かかるお金も時間も、決して少なくありません。ともかく頑張ったという気持ちで、自分を褒めてあげましょう。落ち込むのはそれからで良いです。
来年もチャレンジするならこのブログが役に立つでしょう。諦めるなら、スッパリ忘れることです。
どちらを選んでも責めません。あなたの人生、あなたがなんでも選んで良いんですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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