効果的な習慣化の秘訣:勉強、仕事、生活における成功への道

こんにちは、手品店長です。
毎日勉強するぞ!と意気込んでも、なかなか続かない。
昨日はやったけど今日はやってない。テキストを開いてもすぐ閉じてしまうetc…

「勉強するぞ!」という意志はあるのに、どうしてできないのか。自分は頭が悪いから?意志が弱いから?やる気が足らないから?

いいえ、それは勉強習慣がないからです。今日はそんなお話です。

目次

習慣とは何か

同じ状況のもとで繰り返された行動が、状況に応じて安定化し、自動化されて遂行される場合をさしていう。日常の行動で、たとえば戸を開けるとか、箸(はし)を使うとか、着替えをするとか、定時的に反復するうちに、そのときの状況に適応して、行動が一定のテンポで自動的に経過するようになることである。

[小川 隆]

https://kotobank.jp/word/%E7%BF%92%E6%85%A3-76811

「毎日繰り返しすことで考えずに体が動くようになること」と言ってもいいでしょう。

考えないとは、「やるぞ」という決断が必要ないという意味です。それを始めるのにやる気や根性、意思力などは必要なく勝手に体が動くことを「習慣」と呼びます。

例えば、通勤する道を毎日変えたりしませんね。その道で行くのが習慣だからです。
お風呂で洗う順番、コーヒーに砂糖を入れるかどうか、全部習慣です。

一方で決断は意識的に行う意思の選択です。

決断は脳にとって重労働です。数ある選択肢の中からメリットやデメリットを考え、意識的に選択しなければならないからです。勉強も決断では続きません。習慣にすれば良いわけですが、習慣化するには何が必要なのでしょうか?

習慣化に必要な3つの要素

本書では、

この3つが習慣化に必要な要素だとしています。

①状況

環境と言い換えても良いでしょう。

私は5年ほど前にタバコを止めました。高いし、吸う場所を探すのに苦労したからです。
吸えない環境が増えてきたから、それまでの喫煙習慣をやめて吸わない習慣を継続することができました。

勉強に置き換えるなら、ストレスなく勉強を始められる状況(環境)を作るということです。
パッと思いつくもので言うと…

  • テキスト、ノートは机の上に出しっぱなしにしておく
  • スマホ、ゲーム機など誘惑になるものは遠ざける
  • 図書館、自習室などを利用する

などでしょうか。


この本ではその行動を始めるまでの労力を「摩擦」と表現しています。摩擦が強ければ強いほど、それを始めるのに意識的な決断が必要になります。

あなたがテーブルとイスしかない部屋に閉じ込められたとします。
窓もなく、音すらないこの空間であなたは丸一日過ごさなくてはなりません。ただ一冊、百科事典が置かれています。

このような状況になったら、誰だって百科事典を手に取るでしょう。状況を調整するとはこういうことです。

②繰り返し

昔の人は言いました。

継続は力なり 千里の道も一歩から 雨だれ石を穿つ 塵も積もれば山となる…

様々なことわざが継続の重要性を説いていますが、継続って本当に難しい。それができりゃー苦労しないんですが、これができないと習慣はできません。

報酬を得られる行動を繰り返すと脳に刻み込まれ、勝手に体が動くようになる

いわゆる「体が覚える」というやつです。私はちょっとだけギターが弾けますので、ギターを例にします。

  • ①状況 正しく弦を押さえて正しく弾く方法を知っていること
  • ②繰り返し それを反復練習すること
  • ③報酬 正しい音が出ること

これを繰り返す内に、手元や楽譜を見なくてもギターが弾けるようになります。

ここで問題になるのは、繰り返すには報酬が必要だということ。しかもその報酬は新しい服やデザートといった物質的なものではなく、身に着けたい習慣に沿ったものである必要があります。

「1時間勉強したらケーキ」は報酬になりません。逆に「勉強サボったからカフェ行かない」という罰も勉強する理由になりません。どちらも勉強と直接関係ないからです。

では、どんな報酬を設定すれば良いのか?3つ目を見ていきましょう。

③報酬

勉強を繰り返すための報酬はいくつか考えられますが…

  • 採点、〇つけ
  • タイマー音
  • 進んだページ数
  • こなしたページ、テキスト数

こういったものが報酬になりそうです。物質的なものではなく、精神的な達成感や充実感を報酬にしたほうが継続しやすいです。勉強のたびにケーキ買ったんじゃ財布が赤点ですからね。

報酬を得ることは脳にとって快感です。勉強のたびに報酬を得ると、脳は勉強=快感と結びつけます。快感を得られる行動は続けたくなります。ですから、初めの内は報酬がとても大切です。

そして、繰り返すたびに報酬の重要度は下がります。「報酬があるからやる」ではなく、「報酬がなくてもやる」ように脳や体が適応していきます。この状態が習慣になった時です。

歯磨きしてもお金はもらえませんが、歯磨きしますよね。ちなみに、スマホに依存するのも同じメカニズムです。

まとめ

習慣と決断の違い

習慣化に必要な3つの要素

習慣化のまとめ

勉強、運動、貯金、ダイエット…習慣化したいことは山ほどあるのに、ついスマホを触って時間を無駄にしてしまう。自分はなんて意志が弱いんだろう…と自己嫌悪するのはやめましょう。

状況を整え、それを繰り返し、報酬を得ると脳が喜びます。脳が喜ぶともっと繰り返したくなるので、より早く習慣になります。

今回はブログ用にかなり端折って解説しましたので、もっと深く学びたい方は是非購入して読んでみてください。自分を責めずに済みますし、救われた気持ちになりますよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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この記事を書いた人

貧困家庭で生まれ育ち無事メンヘラ化。自傷行為と自殺未遂を繰り返した結果生き残り、

「一度死んだのだからあとは好きに生きよう」

と決意。
現在は悩み相談アプリで皆の悩みを聞きながら、心が軽くなるための話をしています。

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