主婦は何しろ忙しい!
「パート行って帰って家事したら1日終わり。勉強する時間なんてとても…」
こういうパートさんが本当にたくさんいます。一緒に働いているのでわかりますが、主婦パートさんは基本的に働き者です。きっとお家でも良き母、良き妻なのでしょう。
とはいえ、家事を言い訳に逃げていてはいつまで経っても勉強はできません。
同じ主婦パートさんが合格していることを考えれば、この世で自分だけ勉強する時間が取れないなんてことはありえません。
どうして時間がないのか、どうすれば勉強する時間を作れるのか?
まずは「時間がない」という強烈な思い込みから解きほぐしていきましょう。
① 1日は24時間であることを思い出す
パートさんと勉強時間について話をするとき、私はいつも言うことがあります。
「総理大臣もホームレスも1日は24時間なんですよ」
1日は24時間。これは不変の事実です。超ハードワークのビジネスパーソンも、日がな1日ゲームをして過ごすニートも、全世界共通で1日は24時間しかありません。
収入が少なくて余裕がないなら支出を減らしますね。しかも収入は増やすことができます。
それに比べて、あなたに与えられた時間は決まっています。
増やすことはできませんが、減らすことはいくらでもできます。そうして過ぎ去った時間を数えてみると良いでしょう。
何に時間を使っているのか、1日の行動を思い出して書き出す…そんなことは不要です。
皆さんが何に時間を浪費しているのか私は知っているからです。後述します。
② 小さく、細かく勉強する
受験勉強のようなイメージを持ってしまうのか、2時間3時間のまとまった時間が必要だと思っている人がたくさんいます。
「毎日2時間の勉強を続ければ1か月で合格できる」などの極端な例を持ち出して、毎日2時間なんて無理…とやる前から投げ出してしまう人が結構います。
まとまった時間が必要なのはギリギリになって始めるからです。
合格に必要な勉強時間が60時間だとします。
試験1ヶ月前まで何もしなかった人は、最後の1ヶ月間で毎日2時間の勉強を30日続けなければいけません。
これが試験3ヶ月前だったらどうでしょう。60時間を90日で割ると1日40分の勉強で済みます。半年前なら1日20分です。早く始めれば始めるほど1日の勉強時間は短くて済みます。
私はいつも「朝1時間早く起きれば1時間勉強できますよ」と伝えています。
③ スマホを遠ざける
皆さんが一番時間を浪費しているのがこのスマホです。一昔前はテレビでしたが、テレビなんて消せば良いのですから可愛いものです。
スマホの依存性を侮ってはいけません。お子さんのスマホ時間が目に付くでしょう。あなたも同じくらい触っていますよ。
スマホの怖いところは、
- 何もなくてもなぜか気になる
- 次は面白いものがあるような気がする
- 近くにないと落ち着かない
この3つです。
あなたはスマホを使っているのではなく、スマホに使われています。
知らず知らずのうちにスマホがないと落ち着かない精神状態にされ、本当にやりたいことを後回しにしてスマホを触り続けるようにされています。
嘘だと思うなら「今から1時間は絶対に触らないぞ」と固く決意してみてください。10分と持たないでしょう。
スマホに依存していても食事はしますし、仕事に遅刻することもありません。お風呂や歯磨きだって普通にできます。それが習慣ですから、苦労はありません。
でも、今まで勉強する習慣のなかった人が急に決意しても絶対にうまく行きません。
勉強は食事中や入浴中にはできないからです。もちろん仕事中やベッドの中でもできません。勉強はそれ以外の自由時間にやるしかないのです。
では、本来勉強が入る自由時間にあなたは何をしていると思いますか?
もうおわかりですね。スマホです。
資格試験に限らず、スマホはできるだけ遠ざけたほうが良いです。
リビングに家族全員いながらそれぞれスマホをいじっている。そんな家族は正しいでしょうか?
友達とコーヒーを飲んでいるときもスマホが気になる。目の前の相手より大事なつぶやき…?
休憩時間は…?もちろんスマホです。休憩時間にスマホを触っているパートは落ちます。
未来の自分は今の自分の延長
毎年年が明けると、「今から始めれば1日30分で良いよ」と声をかけます。
今から始める気はないけれど、未来の自分ならできると勝手に期待しています。
少し胸に手を当てて考えてみてください。
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まとめ
確かに忙しいでしょう。毎日お疲れ様です。
それでも自分でコントロールできる時間はあるはずです。スマホにコントロールされるのはやめましょう。その先にやりたいことはありません。
自分が本当は何をやりたいのか、もう一度考えてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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