こんにちは、手品店長です。
私の個人的な意見ですが、「辛い思いをした人は、同じような人を助ける義務」があると思っています。
例えば、私は貧困、不登校、失恋、ブラック企業、うつ、〇傷、自〇未遂を乗り越えて今これを書いています。
そのおかげで物事の見方が変わったり、人の痛みに共感できるようになったことは、数少ない「良かったこと」です。
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ですから、私は自分の経験や体験を通して、同じように辛い思いをしている人を助けるための活動を始めました。
古傷もあれば思い出したくない記憶もありますが、それは必ず誰かの助けになります。もちろん、あなたにもできます。
あなたの辛い気持ちはシェアできる
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私は誰にも必要とされていないし、私がいなくなっても誰も困らない
疲れた、なんで私ばっかり、しんどい、やりたくない、行きたくない
辛い、タヒにたい、消えたい、生きていたくない、終わりにしたい
理由はどうあれ、こういう気持ちは誰もが感じるし、誰もが心に一つや二つの闇を抱えています。重要なのは理由ではなく、表出した感情です。それが上記のようなものであるならば、それは他人と共有できます。
誰しもそういう気持ちを抱えたまま生きているし、人に言えない悩みくらいあるからです。みんな何とか折り合いをつけて生きています。
そういう生き辛さを抱える現代人は、驚くほど同じことを考えています。
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であれば、それは他人とシェアできます。家族、友人、恋人、職場の人…対象は選ぶ必要がありますが、「話の分かる」人が必ず存在します。
ここから、あなたの話を聞きたいと思っている人がいることを知ってください。
そして、あなたが「わかるわかる、辛いよね」と言ってあげることで、人の気持ちを救えることを知ってください。
誰でもできる人助けのコツ
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人に話すことでもない内容こそ人に話すべきですが、ほとんどの人はそれをしません。自分の考えすぎかな?とか、正論パンチされたらどうしよう…とか、話すことそのものにリスクを感じるからです。
となると、辛い思いをした人(今これを読んでいるあなた)の出来ることは三つです。
- 相手にリスクを感じさせない聞き手になること
- 相手をその場から物理的に連れ出すこと
- 相手に目の覚める体験をさせること
①相手にリスクを感じさせない聞き手になること
- H=否定しない
- I=意見しない
- A=アドバイスしない
それぞれの頭文字をとってHIA、ヒィア!を守ること、そして【でも・だって・だから(3D)】を口にしないことです。
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私は誰にも必要とされていないし、私がいなくなっても誰も困らない
疲れた、なんで私ばっかり、しんどい、やりたくない、行きたくない
辛い、タヒにたい、消えたい、生きていたくない、終わりにしたい
経験があると思いますが、こういう思いを抱えている人の自己肯定感はマイナスです。ここでヒィア!を犯したり、3Dを口にしてしまうと一気に心が閉じられますので、話を聞くときは十分注意してあげてください。
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②相手をその場から物理的に連れ出すこと
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この記事に書いたラチが有効です。私の考えですが、病みやすい状況には再現性があります。
「①深夜②一人③スマホ④夜更かし⑤孤独」の5つです。
深夜に一人でスマホをいじって夜遅くまで起きていて、孤独を感じている状態。これで病まないほうが不思議なので、外に連れ出したり、一緒に食事をするだけでクリアできます。
もちろんその場に過ぎませんし、家に帰ればまた同じ状況になるでしょう。しかし、病みやすい状況がわかっていれば避けるのは容易です。夜は早く寝てスマホはほどほどにしましょう。
SNSでの交流は状況を良くしません。SNSで病んだ人の話はよく聞きますが、改善した話は聞いたことがありません。
SNS上での人間関係に依存したり、疲れたり、心に良い影響をもたらさないのであれば、SNSはやめましょう。
![](https://shufutouhan.com/lifehack/wp-content/uploads/2024/05/Smartphone-late-at-night.jpg)
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③相手に目の覚めるような体験をさせること
病んでいる人、落ちている人の思考回路は単純です。みんな同じことを言いますし、同じことを考えます。
原因は重要ではありません。私たちにはどうしようもないので、病んだ原因という過去に目を向けるのはやめましょう。
言葉や表現の違いはあれど、言いたい事は
- 誰も私をわかってくれない
- 誰も私を認めてくれない
- 誰も私を助けてくれない
大体この3つです。ここを引っくり返すことができれば、目の覚めるような体験をさせることができます。
もうお分かりですね。わかってあげて、認めてあげて、助けてあげれば良いわけです。
でもどうやって?
第一段階:聞いて、話す
話を聞いてあげるのはもちろんですが、吐き出すだけ吐き出させたら、自分も同じような状況になったけど立ち直った話をしてあげてください。
同じ気持ちを共有できることは大きな安心材料になります。しかも、その状況から立ち直った人が目の前にいるなら、「私も立ち直れる」と思えるかもしれません。
こういうことが役に立った、助けられた、これは良かった、あれはイマイチだったなどの実体験は効果が期待できます。
私はドラッグストア時代、「使った感想は効果が高い」と言い続けて東海1位を取りました。
第二段階:自分の選択を自覚させる
病んでいる人は視野が狭くなりがちで、状況は良くならないし自分は何もできないと思い込んでいます。
しかし、実は取れる行動はまだあって、それをすればゆっくりだけど確実に事態が好転していくことに気づいていません。
誰しも、昨日と同じように過ごすか、今日から違う生き方をするか、選ぶことができます。
運動不足を例に話をします。
明日から5時に起きてジョギングすることは、誰にでもできます。それをしないことも選択できます。
ジョギングをすれば運動不足は解消されますが、寝る時間が減ります。
反対にジョギングをしなければ、睡眠時間を確保できる代償に運動不足は解消されません。
ようはどっちにメリットを感じているか?という話です。
つまり、毎日病んでいる人は毎日病む選択をして、病むことにメリットを感じているからそうしています。
心配してもらえるからかもしれないし、病んでいることで避けられることがあるのかもしれません。
ともあれ、わざわざ病むような選択をしてきたことを気づかせてあげてほしいのです。
だって、美味しいもの食べてるときに病まないでしょう。病むときは状況と行動と感情に再現性があります。
ここに目を向けてあげてください。自ら進んで辛くなるようなことを選んでいたと気づかせてください。
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第三段階:ドアの前に立たせる
この段階まで来れたなら、話してあげてほしいことがあります。
あなたには実は選択肢がたくさんある。AもあればBもあるし、Cだって選べる。
あなたは、今までと同じ生活を続けるのか、新しい生活をするのか、選ぶことができる。どれを選んでも良いし、どれを選んでもあなたの決断を尊重する。
だけど、選ばなければいけない。これはあなたにしかできないことだから。
私が生きることを選択したように。
不登校母が「学校に行かなくて良い」と息子に伝えたように。
ゆかりがいじめを語る記事を書いたように。
ミフネが屋根から落ちたように。
としが17歳で失踪したように。
よっちゃんが私からの連絡を無視するように。
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そして、これを読んでいるあなたが、自分の経験を活かして人助けをすることを選択したように。
ドアの前に立たせてください。無限に広がる可能性と、自分で選べる自由を感じさせてください。人生は変わらないと思っていた人の目を覚まさせてください。
最後に
ここまでこれたなら、メンタル面の人助けは一段落です。物質的な人助けはできることが限られますが、精神的な人助けはいくらでもすることができます。
大切なことは、嘘偽りない心で相手に接することです。打算や欺瞞のない関係がなければ、上手く行きません。
あなたの経験を語ることは、きっと誰かの心を救います。おせっかいなやつらを増やしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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