「やる気が出ない…」に負けない方法

私と違って一般的なホモサピエンスである皆さんは、時としてやる気が出ないとかモチベーションが上がらないなどの悩みを抱えることがあるようです。

そういうときはどうすれば良いのか。毎度パートさんにした話で恐縮ですが、対処法を解説します。

目次

やる気が出ないレベルを把握する

まずは自分の現在地、どの程度やる気が出ないのか把握しましょう。

色々な考え方があると思いますが、必要な行動でレベル分けしました。

レベル1から順に「調べる・座る・始める・覚える・続ける」という行動を設定し、それらに対するやる気が出ない状態とします。

やることはこのどちらか

現在地がわかったところで、この5つのレベルはある一点において2つに分かれています。何かわかりますか?少し考えてみましょう。

そうですね。レベル4以上はすでに勉強に手を付けているのに対し、3以下は始まってすらいません。

ここには越えられない壁があります。今日“は”やる気が出ないのか、今日“も”やる気が出ないのかによって対処の仕方が全く異なるからです。

では、レベル3以下と4以上で対処法を説明していきます。勉強であれ運動であれ、やる気が出ないに対する選択肢はこの2択です。

①やる気がレベル3以下の対処法

一番簡単な行動をする

資格取得に必要な行動の中で取れる一番簡単な行動を取りましょう。小学生の子供でもできるような行動まで難易度を落としてください。

  • 必要な物を調べる
  • amazonで注文する
  • 1ページ目の1行だけ読む
  • 一問だけ解く

など、何かしらの行動を起こしましょう。
難易度を限界まで落とすのは、始めるためにかかる労力を減らすためです。

あなたが始められないのは勉強の煩わしさが意欲に勝るからです。意志が弱いとかやる気がないという感情的な問題ではなく、そもそも勉強は煩わしいしめんどくさいのです。

それでも、極限まで難易度を落とせば労力は少なくて済みます。今日1問解ければ明日は2問解けます。これを倍々ゲームで繰り返せば7日で1回分の過去問が終わる計算です。

②やる気がレベル4以上の対処法

やりたくなるまで休む

一方で今日”は”やる気が出ない場合です。これはもう休むしかありません。次にやりたくなる時まで1日でも2日でも休みましょう。

「そんなことして休みっぱなしになりませんか?」と心配になるかもしれませんが、大丈夫です。
物事は始めるのが一番大変ですが、再開する労力は驚くほど少ないのです。

それに、何日も休んでいると「こんなんで本当に合格できるのか?」と疑問を持ち始めます。そうなれば体が勝手に動きますから、それまでは自分の心と体に判断を任せましょう。

ただし、再開する場合はレベル3以下の場合と同様に難易度を落としましょう。
1日10ページが目標なら1ページまで落としてください。これはまたやる気を失わないためのコツです。

三日坊主を考える

ついでなので三日坊主について考えます。
正しくは飽きっぽくて続かない人(日数は関係ない)という意味ですが、このブログでは2日だけやって3日目にサボったと解釈します。

結論:サボってOK。ただし4日目にやらないのは×

3日目にやりたくなくなったら休めば良いと思います。始まっているだけでも大したものですから。
ただし4日目はやりましょう。4日目もサボるとそのまま投げ出してしまう可能性が高くなります。

さて、2日やって1日休むを1ヶ月繰り返すとどれくらい勉強できるのでしょうか。
1日2時間やるとして、カレンダーで見るとこうなります。

1日2時間×24日で48時間勉強したことになります。三日坊主も1ヶ月繰り返せば大したものですよ。少なくとも始まってすらいないよりずっと良いのです。自分を認めてあげましょう。

勉強の習慣化については下記も読んでみてください。

まとめ

    • 自分のやる気レベルを把握する
    • 今できる一番簡単なことをする
    • 休む

登録販売者の勉強は誰に強制されたものでもありません。あなたが自分の意志で、取ろうと決意したことを忘れないでください。

やると決めたのも自分、サボろうと決めるのも自分です。この関係を忘れると、「今日は嫌なことがあったから勉強やめた」がまかり通ってしまいます。

こうやって文章にして客観的に見れば、これは言い訳に過ぎず子供の理屈だとわかります。
しかし大人は誰も監視してくれません。自分で自分を監視するしかないのです。

毎日合格した自分の姿を想像してください。少し収入が増えた、お客様に感謝された、生活の役に立ったなど、得られるメリットを想像の中で先に味わっておきましょう。

後でやってくる幸せな気持ちを先取りしてしまうのです。そうすれば心が自然と前を向きます。

余談

なぜレベルの把握が必要か、という話

悩み事や考え事があるとき、自分が感じている苦痛や不快な感情はどの程度なのか知っておくことはとても有効です。苦痛の程度が分かれば対処法も見えてくるからです。

このブログがターゲットにしている主婦パートさんに多い弱点ですが、

  • このくらいなら耐えらえる
  • 自分が我慢すれば丸く収まる
  • もっと辛い人が世の中にいる

などの思い込みのために、本人が思っているより深刻になっている方がとても多いです。
自分の子供が勝手に潰れたら困るように、皆さんのことをそう思っている人が周りにいることを忘れないでください。

苦痛に大きい小さいはありません。人によって耐えられる量が違うだけです。
嫌なものは嫌。辛いことは辛いと言う勇気を持ちましょう。やせ我慢や無理は美徳ではありません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

貧困家庭で生まれ育ち無事メンヘラ化。自傷行為と自殺未遂を繰り返した結果生き残り、

「一度死んだのだからあとは好きに生きよう」

と決意。
現在は悩み相談アプリで皆の悩みを聞きながら、心が軽くなるための話をしています。

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