こんにちは、手品店長です。
「そんな言い方しなくても…」と思う人、いますよね。
言われるのはもちろんイヤですが、聞かされるほうも苦痛です。親子、友達、職場の人…関係性がなんであれ良い気持ちはしません。
私も転職してそういう目に遭いました。最初の1ヶ月くらいは本当に苦痛で、どうやって口をまつり縫いしてやろうか本当に悩みました。
大前提の①:そういう人はどこにでもいる
今まで色々なコミュニティを渡り歩きましたが、絶対にそういう人が1人か2人います。しかもそういう人に限って中心的人物だったりするのです。
まずはそういう人は珍しくないことを覚えておきましょう。この先どんな場所でも会う可能性があるし、自分がそうなってしまう可能性だってあり得ます。
この記事を読んでいる中にそんな人はいないと思いますが、本当に言葉の使い方や話し方には注意しましょう。
「そういう人はどこにでもいる」
大前提の2つ目:「当たりがキツい」はその人の一面に過ぎない
職場の人とは職場での関係で終わることがほとんどかと思います。プライベートまで仲良しというのは珍しいでしょう。
つまり、あなたが見ているのはその人の職場での面に過ぎないということです。
家族や友人など、気を許した相手には笑顔も見せるし冗談の一つも言ったりするかもしれません。当たりがキツいというのはあなたの主観であって、世の中の共通認識ではありません。
職場のその人、家庭でのその人、お風呂でのその人…。人には色々な顔と姿があって、普段見ているのはほんの少しです。
![](https://shufutouhan.com/lifehack/wp-content/uploads/2024/03/magic.jpg)
手品店長の名の通り、私は手品をします。
手品はいかに「見せたいところを見せ、見せたくないところを見せないか」という技術です。
そして、手品のタネというのは驚くほど単純です。でも人はコロッと騙されます。「そんなはずはない!」と思い込んでいるからです。それは心を騙すということです。
「目で見た物が真実とは限らない」
そうは言っても心が傷つく、ざわざわするときは
そうは言っても、傷つくときもあるでしょう。いつも笑顔でスルーできたら最高ですが、そんな人はこの記事に辿り着きませんね。いくつか対処法を挙げておきます。
①周りに相談する
特に職場の場合ですが、まずは先輩や上司に相談してみましょう。あの人の言い方で胃が痛い、頭痛がするなど、起きていることを素直に言えば良いのです。
あなただけでなく周りにも害を及ぼしている場合は、チームとして対処してくれるでしょう。指導や配置換えなど、できる手段をとってくれるはずです。
取り合ってくれませんか?そんな職場は辞めましょう。
②徹底して避ける
避けられるなら会話は避けましょう。わからないことは他の人に聞いたり、教えてもらったりしてください。
別にその人でなければ困る業務が無いのなら、誰に聞いても同じです。
また、プライベートな関係の場合は連絡手段を絶つのも有効です。どうせ一緒にいても不快になるだけなら、そんな関係は絶ってしまってかまいません。今後も良くなることはありません。
![](https://shufutouhan.com/lifehack/wp-content/uploads/2024/03/goodbye.jpg)
③積極的に話かける
上級者向けですが、あえて自分から向かって行く方法もあります。積極的に話しかけ、質問し、「私はあなたを頼りにしています」というシグナルを送っておきます。
相手も人ですから、頼られて悪い気はしません。言い方が柔らかくなったり、可愛がってくれたりすることもあるでしょう。
職場の重鎮やお局の場合に有効です。ただし、おべっかや媚を売ったりする必要はありません。
やってはいけない対処法
①相手を矯正しようとする
「ずっと気になってたんだけど、言い方気を付けたほうが良いよ。これでも傷ついてる。」
「(脳天から電流を受けた表情で)ずっと嫌な思いさせてごめん、気を付けるね。」
手を取り合い涙する二人。
お互いの手にはヴェルタースオリジナル。なぜなら彼らもまた、特別な存在だからです。
~Happy End~
こんなことは起きません。
Xで悪口書かれるか、LINEグループでハブられるのがオチです。
相手は自分の言い方がキツイことに気づいてすらいません。自然体のワタシくらいに思っています。
そもそもの認識に行き違いがあるので、こういう無駄な努力はやめましょう。そういう人からは静かに離れて、関わらないようにするのが吉です。それが例え親兄弟であっても。
②自分を責める
たまにいらっしゃるのですが、相手の言い方がキツい理由を自分のせいにする方がいます。
曰く、「私がバカだからあんなに強く言うんだ」とか、「私の理解力がないから一生懸命教えてくれようとしてる」など。
ちょっと落ち着いてほしいのですが、あなたの理解力と相手の言い方は無関係です。
例えば、生まれたての赤ちゃんは理解力もなく、ホモサピエンス的な能力で言うならハッキリ言って無能です。
でも、赤ちゃんに「なんでこんなこともできないの!?」と怒鳴る人はいないでしょう。
そして、赤ちゃんの前では誰しも頭を傾けて話をします。首(頸動脈)を晒すことで敵意がないアピールをしているそうです。ここから、人は相手によって簡単に態度を変えられることがわかります。
![](https://shufutouhan.com/lifehack/wp-content/uploads/2024/03/baby.jpg)
相手の言い方がキツイのは相手の問題であって、あなたのせいではありません。ここをはき違えると無意味に傷ついて苦しい思いをします。
③「あの人言い方キツいよね」と噂話をする
最低最悪の悪手です。あなたの評判が地に落ちます。
誰がどう聞いても悪口であり、誰も良い思いをしません。あなたも、聞かされる人も、あの人も。
不幸なことに100%本人の耳に入ります。そうすると、今度はあなたが言い方キツい人にされてしまいます。
他人の言動に傷ついたからといって、言動でやり返してはいけません。口は禍の元とはよく言ったものです。
言葉は刃物だと、コナン君も言ってました。読んだことないけど。
最後に
「言い方がキツい」も、裏を返せば「物事をハッキリ言える」長所になりえます。例えば、何かで人に注意をしなければならない時、物事をハッキリ言える人は重宝されるでしょう。
結局は捉え方次第であって、その捉え方は自分で自由に決めることができます。傷つくかどうかは自分で選べるし、どうするかも自分で選べます。あなたは自由です。
ただ、だからと言って不用意に人を傷つける言動は歓迎されません。今困っている人も、自分に心当たりのある人も、発言には気を付けましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント