手品店長 高校生のとき
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「これがあなたの選んだカードです(キリッ」
\ワーワー!!/ \キャーステキー!/ \カッコイー!!/
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「そういえばさぁ、何で手品始めたの?」
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「友達作るときにこういうのあると良いかなと思って」
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「それないと友達できないのヤバくなーい?」
その日、私はトランプを捨てた。
こんにちは、手品店長です。
上記の思い出から10年くらいトランプに触れることはなく、手品のことは記憶の片隅に追いやっていました。
この世界が人と人で構成されていて、言葉でコミュニケーションを取る以上、言葉による影響は避けられません。良くも悪くも、そういうものだと割り切るしかないでしょう。
誰かに言われた一言が、のどに刺さった小骨のように引っかかる。誰しも経験があるかと思います。
今日はそういう小さな痛みに対する対処法と、なるべく影響を受けずに済む考え方をシェアします。
他人の言葉に影響されないための3か条
大きく3つの考え方を見ていきましょう。
①無神経なヤツはどこにでもいる
人の気持ちを考えず、思ったことが全部口から出てしまう人はどこにでもいます。そういう人の言葉をイチイチ真に受けないためには、「この人はそういう人だ」と最初からしっかり認識を持っておくことです。
相手の言葉が刺さるのは、「まさかそんなこと言われないだろう」のまさかが起きたときです。この会話のキャッチボールの中で、想定していない変化球や暴投が、運悪くみぞおちに入ってしまうのです。
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相手が無神経かどうか、相手の口から出る言葉が何か、全ては相手の気質や思考の問題であって、あなたにはどうしようもありません。他人に対する当たりがキツい人をたまに見かけますが、それもどうしようもないことです。
②人は自分の言ったことほど覚えていない
妻と同棲を始めるとき、私は新居にセラミックの包丁を欲しがったそうです。
何年かして、包丁が欠けたために買い替えを検討していたときのことです。
「セラミックの包丁はダメやな~次は鉄にしよう」
「あなたがセラミックが良いって言ったんじゃん!!」
私はそんなこと全く覚えておらず、妻が選んだのだと思っていました。実際は私が希望して買ったらしいのですが、全く覚えていません。
人は自分の言葉に責任を持ちません。
責任を持てる人は、むやみやたらに口を開きません。それは言葉の持つ力を信じているということです。
つまり、ほとんどの会話は何も考えずに不意に口から出ているだけであって、大した意味も理由もないのです。
深く考えてないので、記憶に残りません。傷つけられた人はずっと苦しんでいるのに、言った人はケロッとしている理由がここにあります。人は自分の発言を覚えてないことを、覚えておいてください。
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③他人の言葉はあなたにコントロールできない
他人がどのような言葉を使うか、どのような言い方をするか…と言うのは、あなたには全くもって無関係でコントロール不可能な領域です。
語彙が少ない人たちは、「ガチ」と「エモい」と「ヤバい」しか感情を表す言葉を知りません。今の自分の心境を自分で理解して、相手に伝わる言葉に変換する能力が足りていないのです。深く考えて発言するということをしません。
ファービー(年がバレる)ですら新しく言葉を覚えるのに、語彙のない人は一生中身のない会話を繰り広げます。
そういった人が2~3失礼なことを言ったとして、あなたの価値は全く失われません。
ですから、良い物は全部「エモい」ですし、悪いものは全部「ヤバい」です。「エグい」もあります。
気にするだけムダなので、気にするのはやめましょう。言葉を知らない人なんだな…と思ってください。
そうは言っても傷ついたとき
そうは言っても、私は上述の言葉をキッカケに一度トランプを捨てました。それほどまでに衝撃的な一言だったのです。
皆さんもそういう経験があるでしょうし、これからも無神経な人は現れるでしょう。
そんな時はどうすれば良いのでしょうか?いくつか提案してみます。
①言い返す
「空気読まないね~」とか、「いい加減失礼だよ」など軽く釘を刺しましょう。今まで誰も注意してこなかっただけで、みんな同じ思いのはずです。バシッと言い返しておけば黙ります。
②受け流す
「この人の言葉は軽い」ということが事前にわかっていれば、そんなに深刻に受け止めることもないでしょう。
相手は深く考えず、条件反射で言葉を発しています。喋る鳥かなんかだと思ってください。
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③二度とその人と会話しない
話すと不快になることがわかっているなら、もう話さないでおきましょう。ストレスの原因が明確なのですから、それは取り除くべきです。時間も気力も勿体ないので、避けられるなら避けてください。
④自分の価値は他人の言葉に影響されないことを知っておく
一番大事なことですが、他人が何と言おうとあなたはあなたであって、尊重されるべき存在です。
どんな言葉をかけられても、あなたの価値は失われません。むしろ、それでも前を向ければより輝くことでしょう。
自分の価値判断を他人に委ねないでください。自分の価値は自分で決めましょう。他人の言葉をイチイチ真に受けて自分をブラさないように、心と軸を強く持ってください。
最後に
「自分の価値は自分で決める」
常にこれを意識してください。他人の言葉や評価に惑わされず、常に自分を信じて、価値を認めてあげてください。これだけでかなり楽に生きられるはずです。
他人は何も考えず発言しています。大した理由も意味もありません。そんなものに傷つけられるのは勿体なさすぎるので、受け流したり、気に留めない心の強さを持ちましょう。自分の価値は自分で決めて良い、覚えておいてくださいね。
この記事が皆さんの助けになることを切に願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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