あなたの心が危ないぜ!~職場の人に怒りが湧いたら~

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こにちは、手品店長です。

職場にはたくさんの人がいます。先月入った新人もいれば、ベテランの方もいらっしゃるでしょう。皆さんの立ち位置はどこでしょうか。新人?中堅?それとも…お局ですか?

私が管理職だったときは、よく部下から呼び出されて相談を受けました。あの人がどうとか、この人がどうとか、まぁだいたい悪い知らせです。

仕事をしない、遅刻する、やる気がない、覚えが悪い、声が小さい…言葉は様々ですが、要約すると

「あの人が私の思い通りにならなくて気に入らない」

ということ。
そして、これを言い出すのは決まってお局だということ。

もう一度お伺いします。皆さんはお局ですか?

目次

お局にならないために思い出してほしいこと

他人はあなたのために働いているわけじゃない

大前提として、他人はあなたのために働いているわけではありません。自分のために働いています。
あなたのために仕事を覚える必要もないし、あなたのために資格を取る必要もありません。

どんなに同僚や後輩が気に入らなかろうが、これは動かない事実です。
人はあなたのために働いているのではないし、あなたの駒ではないことは覚えておきましょう。

ただ、全員がこうなってしまうと職場として成り立たないので、建前としてチームワークが存在します。

人を操ろうとするから不満が出る

私は冒頭でこう書きました。

「あの人が私の思い通りにならなくて気に入らない」


批判の中身は何でも良いのです。仕事をしないとか、ルールがどうとか、そんなのはただの装飾に過ぎません。
言いたいことは「あの人が私の思い通りにならなくて気に入らない」ということだけです。

今、こう思いましたね?

あるがままを尊重できるなら、不満は出ません。その証拠に、ペットが自由だからと言って怒ったりしないでしょう。
太陽に向かって「なぜ輝く?」と聞く人はいません。太陽は人のコントロール外にあるからです。

他人に対する不満が出るのは、他人が自分の思い通りにならない時です。
他人の気持ちを無視して、自分の意のままに操ろうとして上手く行かない時、人は不満を持ちます。

夫が家事をしない、子供が宿題をしない、バイトがサボる、パートが休む、店長が仕事をしない、これくらいやってくれれば良いのに…。

立っている位置で見え方が変わる

〇〇さんが仕事をしないので注意してください

手品店長

私には真面目にやっているように見えるけど…

店長は会う時間が短いからパッピョー!!

こういうことはよくあります。

陰口をたたかれる人は働き者で、むしろ問題はそれを持ち込む側であることが多いのです。
ようするに、「そう見ているからそう見える」のであって、見方が変われば印象も変わります。

目で見たものが真実とは限りません。自分がそう見えるからと言って、他人にも同じように見えるとは限りません。

人を変えようとする労力ほど無駄なものはない

私は遅刻にはとても寛大です。怒られるかな…と小刻みに震えながら出勤してくる人を怒ったことは一度もありません。むしろ来るだけ偉いと思っています。

一方で、出勤時間ギリギリに来る人は信用しません。遅刻しなくても、仕事ができても、可愛くても信用しません。
だからといって、それを改めさせることもしません。言っても無駄なのが分かり切っているからです。

遅刻したんだから注意してよ!という気持ちもわかりますが、わざと遅刻したわけではないのに、そんな怒ることか?と思います。私だって遅刻したことくらいあります。

一方で、ギリギリに出勤するのは意識的な選択です。わざとギリギリに家を出て、わざとギリギリに着くように調整しています。少しでも長くお家にいたいからですよね。

「1分でも長くお家にいる」メリットが、「余裕をもって出勤する」メリットより上回るのです。遅刻のリスクを冒してでもギリギリに家を出たい。

私には理解不能ですが、それはお互い様。職場に早く行くなんて考えられない人もいることでしょう。

自分が変わるほうが遥かに楽だし、結果が速い

人が思い通りにならないことに腹を立てる前に、他人を思い通りにしようとしないことです。
これだけで職場の人間関係は改善します。言葉を変えれば、他人に期待しないということです。

時には目に付くこともあるし、腹の立つこともあるでしょう。それでも、他人はあなたのために働いていないし、そうする必要もないことを思い出してください。

また、他人が変わらないからと言ってあなたの人生や生命は脅かされません。バイトが遅刻して私が死ぬなら私はバイトを激詰めしますが、そんなことはありません。

この考え方は家庭や友人にも有効です。人間としては好きだけど気になる欠点、あるでしょう?
でも、それはお互い様です。完璧な人間はいないし、みんな自分のために生きている。建前として関係があるだけです。

他人を変えようとする前に、自分が変わりましょう。自分磨きは他人をも変えます。

最後に

他人に対して何か不満が出るとき、自分の心の状態をしっかり把握するようにしましょう。
他人を操ろうとしていないか、気持ちを無視していないか、しっかり考えるようにしてください。

考えなしに注意をしたり、話し合いの場を設けたりすると100%悪い結果になります。相手の気持ちを無視しているからです

「あなたのために言うんだけど…」は自分のためであることを忘れないで。それは良い人の皮を被ったペテン師の言うことです。親子であれ、職場であれ、「あなたのため」は嘘です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が一人でも多くの方の助けになることを祈っています。

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この記事を書いた社員

秘密結社リトルダンサー社長で強く生きる魔法管理人。
元メンヘラでリス〇カッター。現在は全てを克服し、かつての自分と同じ人を救う活動をしています。
各種SNS、お問い合わせフォーム、コメント欄より相談受付中。

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